……。[水竜王の説明を聞いて、ナターリエはゆっくりと息を吐いた]……かないませんねぃ、主様には。何もかも、お見通しってやつですかぁ。確かに。極力、剣からは避けてきましたわぁ。あの剣には、巨大な力と共に、自らの意思があるという話。不用意に触って、本当の願いを悟られるような事態だけは避けたかったですからぁ。しかし……本当に私と同じ「願い」ですの?私が、何を願っているのか……分かっているのでしょう?