――ああ、嬢ちゃんがいたってェ教会か。 人狼はいなくなった、んだなァ。[血のにおいと、肩を押さえている仕草に怪我をしていることを知るが、手当てを言い出すことはなく。 ペンと紙を用意してもらえば、教会宛の手紙を書く。 オードリーとグレンも戻ってきたのを見ても、とくに声をかけることはしなかった]