―宿屋・カヤの部屋―そうか。嵐の中動いてたっていうなら、風邪でもひいちまったかな。大丈夫そうなら、クロエも休んでこいよ。[交代するというようにベッドの近くへ進んだ]そりゃ俺より慣れてるだろうし、女手のがいいのもあるだろうけど。疲れてるだろ。[普段のようでも張り詰めているのを見て取りそう言ったが]……おかしくなりそう、か。[溜息を吐いた]