[水晶の向こうでユーリ>>178の浮かべた表情は知らず] ああ、受けて立つ![軽く折り曲げていた体を起こし、宙に舞った竜を見上げながら、力を帯びた両腕をゆっくりと広げる] 私一人の光が足りなくても、二人で生み出した光なら――[ゆっくりと、赤色の両手に光が集まり始める。 先よりも目映く、温かく、清浄に満ちた光は、心の内に生じた感情を反映しているようでもあった] ――今だ、ヴィノール![力が最大に高まった頃合いを見計らい、叫ぶ] 水晶を、竜に向かって放つんだ!