─過去の一幕・公園─[呟きに、言葉を返された事にまた、きょとりと瞬く]……いや、その。何がどうなって、何を納得してるんでしょうか?[こちらの名乗りに一人納得する様子に、困惑は更に募る。伶人としての自分と、普段の自分。その差異が他者にどう取られているかは全く考えていないため、相手の反応の理由が全くわからなかった]……ん?フォスター……さん、という事は……もしかして。[返された名乗りには、覚えがあった。毎年、母の命日に届けられる花束に添えられていたカードの署名]