は…はい。
あ…あの、学長もお気をつけて。
[マリーたちを探しにいくという学長>>375に、不安げな表情でそう声をかけた。
普段ならば心配などする方がおかしいかもという相手ではあるが、現状は何が起きているのかも分からないから。
一人になるな、といわれたのには、わかりました、と頷いて出ていく背を見送り、桜子に笑顔を向けた。]
さ、じゃあ私たちはお留守番、続けようか。
…大丈夫。
学長が探しにいってくれたんだから、きっとすぐ帰ってくるよ。
あの大きな声に気付かない人なんていないもん。
[そう言って、彼女が不安がらないように明るく振舞った。]