─廊下─
……そ、か。
まあ、なんもなければ、戻ってくる……かね。
[>>374 三人の話に、小さく息を吐く。
言いかけられた響の名前には、僅かに眉が寄るものの、そこを突っ込みはせず]
ま、疑心暗鬼はふつーだろ。
ゲームでもそうなるんに、まして……だしな。
[ちら、と見上げる視線に同じく視線を返しつつさらりと言う、表面上はいつもと変わらない。
参っている者が多いからこそ、平静を失えない、というのは、弟妹の手前ポーズを決め続けてきた事の副産物。
それが、この場でどう作用するかは、意識にはなく]
……お。あれ、はるさん、かな?
[春陽の上げた短い声に、廊下の方へ視線を戻せば、こちらに来る姿が目に入り>>369]
はるさーん。ちゃんと、おきとるかー?