─ 教会・聖堂 ─
[向けられる瞳の色と、真っ直ぐな声>>371。
心がそこまで痛まないのは、切れた正気の糸と、自分が傷付く以上に護りたい者があるから]
── そうしないと、生きられませんでしたから。
人が植物や動物を食らって生きるように、人狼もまた人を喰らわないと生きていけないのです。
……島の人は喰らわないようにしていたのに。
それでも、貴方達は排そうとした。
貴方達には害を与える気は無かったのに…。
[飛び込んでくるカヤ>>372を見詰めながら、小さく、小さく声を紡ぐ。
カヤにその声は聞こえていたのかどうか。
ただ、聞こえたとしても言い訳にしか聞こえなかったかも知れない。
島民からしてみれば、脅威に変わりは無いのだから]