────……… ![飛び込んできたカヤが持つ決別の刃。それは狙い過たずナターリエの胸へと突き刺さる。見苦しい悲鳴などは上がらなかった。耐えるように唇を引き締め、込み上げるものに耐え忍ぶ。左右の手がカヤの背へと伸びるも、躊躇うように宙を彷徨い。結局は掌を握り締め、何もせず己が両脇へと垂れた]