カチューシャ、だって俺は。 君のユーリーを食べるかもしれない。 それだけの、力を、持ってるんだ。 …ひとり…じゃないから。[胸元で、きゅ、と手を握った。食べたひとたちが、一緒に居る、とキリルは言った。だから、此処に居るのだろうと思う事にした。――少なくとも、そう言ったキリルは、居てくれると思っている]