―廊下―(また、昨日と同じ、かんじ)[汗が流れおちる。寒いのにもかかわらず。フードの中の紙が存在していることを確認しつつ、ゆっくり歩く。前方から足音と何かの声が聞こえて、身体が停止する]……俺を、殺しに来たの……?[ばれたのか。やはりだめだったか。]や、やって、みればいい。簡単に、殺せるから!だけど、だけど、その時は……![できるだけ、大声で叫ぶ。ポケットには携帯電話とタオルがあった。……何の役にも立たない。]