―二階廊下―[出会ってしまったゼルギウスには同じく会釈を返しただけ。>>379自衛団長らしき声はまだ聞こえてこなかったので、すれ違うように廊下の奥へと進んだ。足音が遠くなったのを確認してから、詰めていた咳を零す]間が悪いったら。[はあ、と深い息を吐いた]