─過去の一幕・公園─そうらしいって。自分で認めちゃダメだろう?[ついまた呆れた声になりつつ]お袋もこっちに来れればいいんだけどな。それはもう、出来ないから…。[一命は取り留めたが、もう長距離の移動は出来ない。自分と母と伯母と。巻き込まれた事故の記憶が頭を過ぎり、暫し目を伏せる]ん、サンキュ。そう謙遜しなくても…いや。[顔を上げたところにあった笑顔に、何かを感じて頬を掻く]