― 地下墓地 ―[オリガを見送った私はエントランスに、外の世界へと繋がる場所に背を向けて。一度も足を踏み入れなかった場所の扉を開く] こういう場所も用意されていたんですね。[立ち並ぶ墓標、佇む影をじっと見つめて私は呟いた*]