ふぇ?
榛名お姉さん、いないよ?
[ゲルダの声に辺りをきょろきょろするもやっぱり榛名の姿はみえず。
気配がすると聞けば、ここにいなくても近くにいるのかな、と納得した。
喉が渇いたと聞くと、立ち上がって。]
それじゃ、お水、もらってくるね。
[そういって誰かいないかと辺りをきょろきょろ。
黒江からここにいた方がいいといわれると、きょと、として。]
お外、でれないの?
でも私、おうちかえらないと、お姉ちゃんたちが心配、するから。
[黙って出てきたこともあり、早く帰らなきゃという気持ちは強く。
いつまで出れないのかな、と不安そうに黒江を見つめた。]