[青年にまだ生身の部分があるのを見たり、 かすかでも動いているのを知ると、ほっと息をつく][部屋の隅で、邪魔にならないようじっと見ていた。 何かを頼まれればその通り動いただろうけれど、自分で出来ることは見つからず][かなりの時間が経ってから、ようやく自分のなすべきを思い出す]……かるめ、さ、知ってます、か[カルメンがこの部屋にいるのなら隣に行くだろうし、 いないのならば、またふらりとどこかへ探しにでようとどこへともなく出て行くだろう**]