─過去の一幕・公園─
いや、私自身は何か変えてるわけでもないんですけどね。
[呆れた声に、やはりのんびりと返して。
来る事は出来ない、という言葉には、そうですか、と小さく呟いた。
母が命を落としたのと同じ出来事に遭遇した事は、聞いていたから]
……え。
何か、問題……でしたか?
[頬を掻きながらの言葉に、困ったように言って、首を傾げる。
他意がない、というのはその様子から見て取れるか。
勿論、泣きたい内心には気づいていない]
……と、それはそれとして。
ここで立ち話、というのもなんですし良かったら、どこかでお茶でも。
ここからなら、我が家も近いですし。