─ →二階廊下 ─
あ、悪ィ。荷物持つわ。
[視界に入ってなかった荷に気づけば取ろうとする。
自分でと言われても、先のようにヴァルターを理由にした。
そのまま二階へ上がると、ゼルギウスとすれ違ったり、一階からの喧騒が届く。
誰か来たことは分ったが今は戻らず主と同じように空いた部屋を探して周囲を見回した。]
ん、近いトコ空いてるネ。
階段近いほうが降りやすいし、ここにすっかねぇ。
[と、階段の上の部屋とその隣を差した。
ふとなにやら息を落とすライヒアルト>>387に気づくと瞬いた。咳は聞いてはいないようで。]
…何やってんの?
まぁ溜息つく状況なのは分るけどネ。
[と軽く首をかしげた。]