─ とある村の上空 ─[娘が森で花を探すその頃。サリィは天空にで閉じていた瞳を緩く開いた]あぁ────よう、やく[娘が接触した人物こそ、長らく求めていた姿。目にせずとも、十字の光から伝わる気配で分かるそれ。長く、傍にも在ったもの。はらりと、光がひとひら宙に舞った*]