─中央公園─
[棚上げに、目つきは少しじとり、としたかも知れないが、それはそれとして]
……輪転すれど、御魂の本質は変わらんから、な。
お前であれば、見つけるのは容易い、か。
[憑いたものと憑かれたもの。
重なっていた存在は、互いを見出せるのも道理、とそこは納得して]
……お前、な。
それはそれで、危険だろうが……アレは、どちらでもなく、どちらでもあるんだから。
[桜花の、という言葉に呆れたように言い放ち。
後ずさりながらの懇願に、その表情は更に険しさを帯びる]
……それが、過干渉だと。
そのくらいは、わかってんだよ、な?