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[両手で庇った耳の間あたりの頭をポフポフと撫でる感触。
それに少し落ち着いて、雫の残る瞳でオズオズ様子を伺った]
あれ、ウェンデル?
服…小さくなってる。
[泣いて真っ赤な目がパチパチ瞬いて。
小さな雫が飛んで、マフラーに滲む染みを増やす。
それからかけられた声にライヒアルトを見て]
…ひゃ!?
[ぴんっと耳が立つほど驚き、声もなくコクコク頷いた。
掴まれた方の耳が立ってないのはダメージのせい。
抱き上げられても口をパクパクするだけ。
結果、大人しく運ばれ保険医に引き渡されました]