クロエ?……へえ、従妹のこと信じてなかったってことかな。それとも霊能者かもしれないから取り入ろうって考え?[一層目を細めて、冷ややかな視線]まあいい。お前が庇ってるとも限らないからな。[そういってポケットから取り出したのは手のひらに収まるほどの木箱。カタン、とテーブルに置くとカウンターの方へ向いて]おやっさん、悪いんだけど水。あ、ワイングラスで頼める?