―ある日の午後―
…よし、もう洗い残しはないな?
待たせて悪かったなジョエル、あとは泡を流して乾か…あれ?
[天気の良い午後、ジョエルとラッシュを洗ってやることにした。
先にジョエルを泡まみれにして、次にラッシュを。
そして二人まとめてシャワーで洗い流して…と思ったのだが、ビニールプールに居るはずの姿がない。]
……………またか。
ラッシュは乾くまで此処で待機だ。
私はジョエルを連れ戻してくる。
[ラッシュの泡を洗い流しながら溜め息混じりに指示を残すと、床に点々と落ちている泡の後を追い。
見つけたジョエルと小一時間追いかけっこをして。
スティーヴまで駆り出されてようやく捕まえたジョエルをもう一度洗い場へと引き摺っていった。
これがある意味名物になっていたことを知らぬのは本人だけであったというのは余談。**]