─ 道具屋 ─[遠回しに真っ直ぐ返され、視線が僅か、泳いだ。けれど、続いて向けられた言葉に、彷徨うそれは元の位置へと落ち着いて]……礼、言われる事じゃねーよ。[返す言葉は、素直じゃない、けれど。紡ぐ声音は、柔いもの。けれど、困った表情を見れば、こちらも僅かに眉を下げ]……順等ってなんだよ、ったく。誰ならよくて誰かはダメ、って、そういうもんじゃねーだろ。[呆れ帯びた口調で言って、それから]