[カルメンが待つ姿勢となれば片眉を持ち上げて]あー…、こっちは渡すだけだから話すと良い。本格的な商談は修道院に戻ってからじゃないと出来ないんでね。[彼女にそう告げてからユリアンに向き直り]嗚呼、宜しく。葡萄の出来が良かったんでね。味わって貰えると幸いだ。手伝いか……、そうだな、ま、手が空いた時で良い。[暗に無理に手伝う必要はないと告げて]ま、現物みるのと薬草酒の方を確かめるので一度は来てもらう事になるだろうけどな。そん時は宜しく頼むぜ。