えー、ダメなの?[『食事』の手伝いを拒否されて。冗談めかした口調でけちー、と言うのを遮るように振り上げられる、錘]……っと![漆黒の翼が一つ羽ばたき、上方向へ距離が開く]うっわ、当たるといたそー。[空気を介して伝わる衝撃に、呟く声はそれでも軽く。しかし、見据える碧の瞳は鋭さを帯びて]ま……勝負で手ぇ抜く気は、ないけどねぇっ![再び響く、羽ばたきの音。少女からやや離れた場所へ着地すると、低い姿勢から横薙ぎの一閃を、足元へ向けて放った]