うう……。
か、げ……?
[ユーリ>>400の声は断片的にしか聞こえなかったが、それでもその単語だけは、脳裏に刻み込まれる。
心配そうな声>>403にそちらへ視線を移すと、青色が駆け寄って来るのが見えた]
ヴィノール……。
駄目じゃないか、敵に背を向けるなって言ったろ?
[苦笑はするものの、傷だらけの体に癒しの水の力はありがたく。
素直に受け入れて息を吐く]
大丈夫だよ。
でも、ヴィノールが来てくれなかったら……きっと、こんなものじゃ済まなかったな。
[微笑を浮かべようとしたけれど、ほんの少しだけ、悔しさと申し訳なさが滲んだ*]