ソーヤ…[俯いた顔がどんな表情を乗せているかは、掠れた声を聞けば、容易に想像がついてしまって、思い切り眉が下がる]うん…いつも、言ってたよね、ソーヤ…何も出来ないのは嫌だ、苦しいなら言って欲しいって…ソーヤは絶対に本当の気持ちしか言わないって、僕はちゃんと知ってたのに…[そっぽを向いた彼に、より近く在ろうと、ベッドから足を降ろし、立ち上がろうとする]わ…と…![長い眠りに萎えた足は、まだ少しふらついていて、結局ベッドか、ソーヤ自信に半分縋り付く形になったろうか]