『にーさんにーさん。ナデ姐さんが』……聞こえてる。ったぁく、人使い荒いんだから……。[黒猫妖精の言葉に、は、と一つ息を吐いてから立ち上がり。状況見て、んー、と軽く、首傾げ]……精霊力は偏ってるし、近接して斬れるもんじゃねぇし……。[ぶつぶつと呟きながら、銀のカードの角を指先に走らせて。滲んだ紅で、ルーンを描き、力を込める]揺らぎ揺蕩う可変なるもの。その身、斬り裂く閃と変えて駆け抜けろ……水閃![描いたルーンは、水と風。投げたカードは言霊に応じ、力を発揮する]