銀の守り刀……うぅん?
なんだか、ヴァンパイアとか人狼みたいなものと対峙するみたいだね。
[幼い日、外で遊べぬ身故に、ライヒアルトのように専門書を読むほどではないけれど、本――物語を読むを好んだゼルギウスは、ギュンターの求める銀の守り刀の形状に、それこそヴァンパイアを彷彿とさせる容姿で、その中でもそれっぽい紅の眸を色眼鏡越し瞬かせ、困惑を示す妻を見ながら夢物語のようなことを呟く。]
……柄の部分に、瑠璃嵌めておくといいかも。
瑠璃も、お守りみたいなものだから。
[本気が冗談か、そんなアドバイスを告げれば、行こうか?と妻とカルメンに*歩みを促した*]