―集会所入り口―わぁっ! 危ないなぁ!![煩いと拳骨食らっても、もちろん少年にとっての神(心のであり、信仰のではない)への愛を語ることはやめなかった。ある意味あっぱれだが、運んできた自衛団員は、少々疲れ気味だ。実は幾人か交代されたりしたのだが、細身の、身長も年からすれば低い、ともすれば少女と間違われることもある少年を運ぶことは、本来ならそんなに疲れることはないだろう。そう、あくまでも本来なら]だいたいなんですか、ここは。[漸く開放された少年は、此処で始めて容疑を聞いた]