[ヴィノールに視線を向ける。 レディアはお茶会の虜の様だ] お前が止めないと、 このまま餌付けされそうだな? 放っておいたらこのまま、 彼の軍門に下るかも。[通常であれば、一笑に付されるような言葉は 暗示の始まりにしてはささやかすぎるが] 【もしお前が黒い夢に落ちても彼女を止められたら、 彼女を返そう】[顔の黒い文様をなぞる。 ほの黒く光るそこから、 黒い霧が広がり、ヴィノールへと向かう]