この宗教を信仰するとこんなに役に立ちますよというアピールです。
ただ教えが優れているだけでは大衆は見向きもしません。
何かに縋りたいと言っても、既にそこには昔からの別の心境があったのですから、新興宗教に縋ることもない筈です。
教えが優れている以上に、日々の生活に役に立つ、或いは何らかの脅威に対抗できる手段を提供してくれる。 そういうものが必要……そうは思いませんか。
その為に、治水を行ったり市場を開き雇用を創出したりという手段を取った宗教は枚挙にいとまがありません。
どうでしょうか、歴史を振り返ると心当たりはありますでしょう?