─広間─[中に入ると、挨拶もそこそこに暖炉の傍へ。空気の暖かさが、身体が冷えている事を実感させた]……そういや、この建物……ちゃんと、修繕してあるんだろうな。天気が荒れて、建物が風に負けた、とか、それこそ笑えねぇ……。[窓を揺らす風の音に、口をついたのは、こんなぼやき]