─最終試練場・魔力流砂─[まぁもちろん選択の余地があるはずもなく。入れられた先は、まるで砂時計のようなものの中にいるような場所。導師の説明からでは、つまるところ強ければいいのだろうかと低く唸り詠唱を始めた。]『 あんうんに まようひかりよ つどいきて かみのさばきよ ちをひきさかん 』[金文字が一条の光となり、七色の砂へと向かっていった。]