いや、いいさ。
この状況じゃ、これ以上やり合う事は出来なかったし。
[ヴィノール>>422に緩く首を振る。
続く言葉には、つられて笑顔を浮かべながら]
何言ってるんだ。
お前はいつだって、私の力になっているよ。
――でも、それを思い出させてくれたのは……
[さあ、と緩やかな風が吹く。
翼持つ者の姿は、もう何処にもなかった。
ただ、白と黒の二片の羽根が、ゆっくりと二人の近くへ舞い落ちる]
今度こそ、あいつの真意を突き止めよう。
私たち、二人の力で。
[体を起こし、白黒の羽根を掴むと、誓いを述べるようにそう口にした*]