なんかさり気なくたかられてね?まあ、麦茶くらいいいケド。[そう答えながら、扉を開こうとして、]……………。[後ろから伸びてきた手。身長差を見せ付けられた気がして、一瞬黙り込んだ。が、それを口にするのは単なる僻みのような気もした。何も言わずさっさと靴を履き替え、給湯室へと足を向けつつ]そーそー。[それが由来だったらしい。]佐久間 洋亮、だからスケさん。でも、カクさんいないんだよなー。ミツクニは先輩にいたんだケド、そう呼ぶと嫌がってさ。