うう……。
[アーニャ>>437に声を掛けられ、よろよろと起き上がる。
両手はしばらく動かせそうもないし、そもそも長剣は遥か彼方まですっ飛んでしまっている]
そう、みたいだな。
あーあ、負けちゃった、か。
[身を屈めるアーニャ>>442に両腕を挙げる。
それは降参のポーズにも見えたかもしれない]
ああ、うん。
折れてはないみたいだ。
[それでもまだ指を上手く伸ばす事は出来ず、微かな震えも見て取れるだろう]
はっ! これじゃ料理の最後の仕上げが出来ないぞ!
[突然慌てたように言い出す赤色に、鉄槌者の思惑は、どうやら伝わっていないようだ**]