ナタちゃん、どうしたの?
[少し歩いたところで、ナターリエ>>3:*14が立ち止まり。振り返りもせずに声をかけてきた。
ついてない、という言葉はハンスの死に遭遇した話だろうか、と。きょとりと首を傾げる。
いつものような穏やかなナターリエの口調。
けれど、その声は感情を抑え込もうとしているように震えて聞こえた]
………え………?
[ナターリエが振り返ったと思った次の瞬間には、雪のつもる地面に押し倒されていた。
人狼の事も知らない娘が、屋敷に集まっていた人たちに対して警戒心など抱く理由もなく、ナターリエの変化に気付く筈もなく。
何が起きているのかも理解できないまま、首筋に深く噛み付かれていた]