人狼物語 ─幻夢─

64 滄に揺らめく銀鏡


シスター ナターリエ

―二階/個室―

[クレメンスの食事を済むのを見計らい話をする為階上へとを誘う。
隣にあるライヒアルトの部屋の扉を叩き声を掛けてから
宛がわれた部屋へとクレメンスとライヒアルトの二人を案内する。
きちんと扉をしめれば椅子と寝台を示し二人に席を促す仕草。
女は窓を背にして立つと少しだけ躊躇うように間を置いて]

――…これは私の独り言。
戯言と思ってくださっても構いません。

[前置きするのはそんな言葉。
信用など求める心算は無く]

双花支えし見出す者――。
私は生ある者を見極める力を有しております。

[礼拝で見せるような感情の色の乏しい双眸。
臍のあたりで重ねた自らの手をぎゅっと握る]

(450) 2011/01/12(Wed) 15:48:27

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