─広間・暖炉傍─ああ、俺もちょっと岬の方まで行って、海見て来たから。これは大きいの来るな、と思った。……ここだと、高波は心配ないけど、風がまともに吹き付けるからなぁ……。[>>451 エルゼに頷きつつ、がたがたと鳴る窓の方を見る。真白の猫は、既に興味を失しているのか、膝の上で大人しいもの。ただ、天候の変化を感じているのか、時折り、落ち着かない様子を垣間見せていた]