でもよく考えたら、誰かにお願いするようなことじゃなかったの。だから、私も結果としては同じかも?[悪戯ぽく笑う。それから近くの木に手を伸ばして]――緑の乙女、しばらくここを隠してあげて。少しだけ、人払いしておきますね。それじゃゆっくりとおやすみなさい。[顔が赤いのが自分でもわかる。寧ろ全身が熱い。だからそれだけ早口で伝えるとクルリと背を向けて。小走りにパタパタパタと]