[ふわり、空間を渡って舞い降りた先に見えたのは、蔦に向けて手を伸ばす姿。見知らぬ──はさておき、どこか、何か違う気配にす、と目を細めて]……もしもし?こんなところで、何をしておいでですかぁ?[背後から、不意をつくように声を掛ける。向ける瞳には警戒と、好奇心とが大体半々で混ざっていた。*]