そんなに慌てなくても。[照れ笑いをする涼を見て小さく笑う。そう言えば色々なことがありすぎて、碌に食事も摂れていなかったな、と思った][PCのある部屋へと移動すると、晴美が何か考え込んで居て。涼と一緒に「お待たせ」と声をかけた]出口、探さないとね。手分けして探そうかと思ってるけど──。[そこまで言って、考え込んでいる晴美に、どうかしたのかと訊ねて首を傾げた]