─どこかの路地裏─[承諾の言葉を受けるも、右手には首を傾げるのに鶸色を瞬く]あら、約束は違わぬと言う証明のつもりでしたけれど。それならば仕方ありませんわね。[差し出した右手はひらりと振られ腰の位置へ。チップが受け取られると、腕は胸の下で組まれる]そうですわね、個人契約としておいた方が都合が良いですかしら。そう言う隠れ蓑のための会社でもありますし、ね。[クスリと笑みを形作る朱は伸ばされた右手の指によって隠れ。交渉が一段落したことにオクタヴィアも僅かばかり気を抜いた]