人狼物語 ─幻夢─

91 白花散る夜の月灯


自衛団員 マテウス

─ 雪原 ─

[白の上に頽れる赤。
散る紅はひとひらの花弁のようで。
白へと落ちた後は薄まり行くいろ]

…あぁ、怪我は、無い。

[向けられていた爪は届かず、緊張から浮いた冷や汗のみが額を伝う。
娘の声>>462に我に返り、問いに声を返した。
無事な姿に先ずは安堵。
それから視線は傍に在るオクタヴィアンへと向かう。
何か言うことは無かったが、娘を庇ってくれたことに感謝するように瞳を伏した]


[娘が宣し、ライヒアルトを案じる>>463のを聞いて、視線は自然そちらへと。
動けないようなら移動の手助けをするが、どんな様子だったか。
全ての終わりを悟り、マテウスは天を仰ぐ。
この惨劇を覆いつくそうとするかのように、白が天からはらはらと舞い降りていた**]

(468) 2014/01/19(Sun) 16:09:28

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