─ 外 ─[暫く走って、息がきれたところで立ち止まる。でも、ここでも同じだった。誰かがこっちを見て、眉を顰めたり怖がってるような顔したりする。また走って、この場を離れる。もしかしたら皆、こんな風なんだろうか。でも、おうちには帰りたくない。どうしよう。アテもなく走っていたら、段々泣きたくなってきた。]