[骸に握らされる髪。それと共に、告げられる決意]……お前が自分で選んだんなら、それをとやかくは言えねぇさ。[それに対して言えたのは、そんな言葉。届かぬとわかっていても──抱えて持っていく事はできない、から。だから]…………。[呼んでほしかった、という願い。それに、僅かに苦笑して]そう、思うんなら、もっと早く教えろっての。……知らなかったら、呼びようがないんだから。[呆れたような呟きを落とし、それから]