[自己満足だとしても、それを背負っていく、という決意。それは、跳ねた紅を落としながら、固めたもの]……なぁ。お前の虚しさっつーのが、俺のと同じかは、わからんけど、さ。それがきついよーなら、よっかかれ。まー、俺でよけりゃ、って前提つくけどなぁ。[冗談めかした口調で言いながら。ぽふり、と。友梨の頭の上に、左手を乗せた]