―詰め所の帰り道―
[よかったのかとウェンデルの問いかけに、言葉を返していく]
普段なら話さなかったわ。
でも、今は隠すことでもないと思っているわ。
私の力で人狼を見つける時は、人狼がすでに死んだ後なの。
考え方なんてそれぞれかもしれないけど、人狼の餌になることで考えれば危険は同じこと。
なにか付加価値があるとも思えないわ。
生きるために人狼が殺して回るなら、死んだ後にしかわからない私は、対した脅威でもないはずよ。
信じてもらえたら、容疑者からはずれることとかくらいかしら?
[生きているものを見定められると嘘をつこうとした時に邪魔にはなるのだろうが、それははっきりと伝えなかった]